皆さん、こんにちは。
ヒートテックのタイツを買ったら最高でした、あい駒形クリニック常勤医の高橋秀行です。
タイトルの通り、群馬県の耳鼻科の学会の集まりに参加してきましたので、ご報告いたします。
耳鼻科の学会あるあるなのですが、学会名が長く読みにくくてすみません(笑)
群馬県地方部会学術講演会とは
今回参加した群馬県地方部会学術講演会には、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の群馬県地方部会に登録している医師が集まります。
一般演題の口演発表と、特別講演が行われる他、学会からの連絡事項の共有の場にもなっています。
口演発表は、主に県内の病院やクリニックに勤務する医師が日頃の診療や研究の報告を行い、珍しい疾患について情報を共有したり、知識を深めたりすることを目的としています。
講演会から得た学び
今回は、亜急性甲状腺炎様症候群や頸部膿瘍、副鼻腔炎の症例の報告をはじめ、喉頭狭窄症という空気の通り道が狭くなる疾患に対する手術の報告、「ヒアリングフレイル」という聴力の低下に伴って生じる身体的・社会的な問題に対する取り組み等、非常に多岐にわたるトピックの発表があり、耳鼻咽喉科専門医として知識をアップデートすることが出来ました。
また、今回は今年群馬大学へ赴任された茂木准教授による臨床講演がありました。
茂木先生は耳科学・側頭頭蓋底外科をご専門にされている先生で、講演の内容も非常に新鮮かつ分かりやすく、大きな学びの機会となりました。
茂木先生と私は同世代ということもあり、同世代の先生が大きな活躍をされているのを見て、たくさんの刺激を頂きました。
特別講演では、富山大学の将積先生より、メニエール病診療に関する最新の話題についてご講演を頂きました。
メニエール病は、めまいや難聴を反復する疾患で根治が難しく、時に治療に難渋することもありますが、くすりの使い方から最新の治療に至るまで非常に分かりやすく解説頂き、知識を整理することが出来ました。
今回の学会参加で学んだことを早速日常の診療にも活かしてゆきたいと思います。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!