2024.07.09

海外に住むという経験|海外移住と英会話

皆さん、こんにちは。
アメリカの特大ハンバーガーが恋しい、あい駒形クリニックの高橋秀行です。
先日に引き続き、今日の話題も「海外に住む」です。
以前に本ブログでご紹介した通り、私はカリフォルニア大学で博士研究員として勤務していた関係で、米国カリフォルニア州サンディエゴに2年半住んでいました。
今日は、自分なりに感じた英語圏での生活について雑感をお話したいと思います。

映画トップガンの舞台となったミラマー海軍航空基地で行われるミラマーショーは圧巻です。

英会話への苦手意識

日本人の多くが、英会話に苦手意識を持っているのではないでしょうか。
私もまさにその一人でした。
母国語と英語、双方が日常的に活用されている国は少なくないですが、残念ながら日本で生活していると、英語を用いる機会はほとんどありません。

このため、英会話、特にspeaking(発話)でレベルアップするチャンスが少なく、お金を払ってオンライン英会話や英会話教室に通わない限り、流暢に英語を操れるようになるのは難しいように感じます。

さらに、日本語と英語が多くの点で異なる言語であることも、日本人が英語を流暢に操ることを難しくしていると思います。
ヨーロッパ圏からアメリカに来ている方は多くいましたが、やはり日本語と比べると英語は近縁の言語なのか、英語を習得することに困難さを感じたことはないという意見をよく耳にしました。
日本語標準圏の人が関西弁を勉強するくらいの感覚なのかな?と勝手に想像しています。

ネイティブとの会話は全くの別物

そんな英語が苦手な私が渡米にあたり行った準備といえば、ラジオ英会話くらいでした。
3年程聞き流して、日常会話に関する語彙力や表現力の引き出しはそれなりに増えたつもりでいました。
がしかし、結局のところ日本の教材の英会話とネイティブの会話とは全く別物なので、渡米直後は全くと言っていい程日常会話が聞き取れなくて面食らいました。
あの頃は「I’m sorry?」とか「Could you say that again?(もう一度言っていただけますか?)」しか言ってなかったように思えるほどです笑

某大手回転寿司チェーンはアメリカでも大人気です。

「英語が話せない」ことに慣れてくる

しかし、慣れとは怖いもので、しばらくそういう生活をしていると、英語が話せないことに慣れてしまいます。
そうなると怖いものなしで、無理して流暢に話すことなどあえてせず、自分は英語が話せないことをアピールし、周りの人間を自分の英語力に合わせさせることに長けてきます。
さらに慣れてくると、英語が話せないことを逆手に取って、本当は分かっているけれどわざと頓珍漢な事を言って笑いを取れるようになります。
こうなったら無敵モードで、周りが気を使ってゆっくり喋ってくれるだけでなく、面白がって色々な英語表現やらスラングやらを教えてくれるようになります。

他に日本人が居ないラボということもあり、最初は苦労が耐えませんでしたが、こうして英語が話せないなりの働き方を身に付けてからは、大して英語の勉強をすることもなくあっという間に時間が過ぎてしまい、結局流暢には程遠いまま帰国となりました。
やはり、危機感や必要性に駆られない限り、自身の能力を向上させるのは難しいものだなと悟った次第です。

ネイティブの会話に耳を慣らすことが大切

とはいえ、2年半住んでいたおかげで、ネイティブの会話をある程度聞き取れるようにはなったので、帰国してからはネイティブスピーカーが運営するポッドキャストを聴いたり、シャドーイングしたりと、細々と英語学習を続けていました。
あまり自覚していなかったのですが、これを帰国後4年間続けていたのが予想以上に効果があったようで、先日久しぶりに渡米したら、住んでいた頃より難なく英会話が出来るようになっていて、大変驚きました。

アメリカに住む前にネイティブスピーカーのポッドキャストを聴いてもおそらくチンプンカンプンだったはずですが、ある程度の基礎が出来上がった状態でネイティブの会話に慣れ親しんでいたのが良かったようです。
日本の教育で教えられるようなゆっくり・はっきりした会話に慣れるだけでは、結局私のように困ってしまうので、ネイティブと会話出来るようになるにはネイティブの会話に耳を慣らすことが大切なのだなと、改めて実感した次第です。

アメリカで食べるハンバーガーは、どれも美味しいです。

自分の強みを活かしたコミュニケーションを

色々とまとまらないことを書きましたが、結局のところ言語はコミュニケーションの一部に過ぎません。
私の場合、自身の研究の能力を評価して信頼してもらえたことが、コミュニケーションにおける英語力の不足を補ってくれました。
またほとんど英語が話せなくても、持ち前の性格を駆使して、身振り手振りや単語だけで私より多くの現地の友人を作っていた方もいました。
もちろん英語力はあるに越したことはありませんが、それ以外の能力で補えれば、英語圏での生活は決して難しいものではないのだと思います。
これを読まれている方の中で、海外で暮らす幸運に恵まれた方は、言語力を理由に臆することなく、自分の強みを最大限に活かしてチャレンジして頂ければと思います。

「海外に住むという経験」シリーズ、今後も不定期で続けてゆきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

髙橋 秀行
この記事の執筆者
あい駒形クリニック 副院長

髙橋 秀行 (たかはし ひでゆき)

院長ブログ

あい駒形クリニックの院長中村がブログをお届けします。

クリニックブログ

あい駒形クリニックのスタッフがブログをお届けします。

データで見る

あい友会の各種データをご覧いただけます。

実績紹介

あい駒形クリニックの診療実績をご紹介します。

メディア掲載

あい駒形クリニックのメディア掲載実績をご紹介します。

電話問い合わせ 問い合わせ