皆さん、こんにちは。
本場長崎で食べたちゃんぽんが絶品でした、あい駒形クリニックの高橋秀行です。
2025年6月14日―15日に出島メッセ長崎で開催された第7回日本在宅医療連合学会大会に参加、発表してきましたので、ブログの場を借りてご報告させて頂きます。

新しい在宅医学の創造を目指す「在宅医療の未来を語ろう。」
本学会は、他のプライマリ・ケア系の学会とは異なり、在宅医療を専門に扱う学会で、2019年に日本在宅医学会と日本在宅医療学会が合同して誕生しました。
日本在宅医学会は設立から20年、日本在宅医療学会は設立から29年の歴史があります。
在宅医療連合学会は、在宅医療を通じて人々の人生および生活の質を高め、自分らしい生き方が出来るよう支援し、安心して暮らせる地域づくりに貢献し、新しい在宅医学の創造を目指しています。
今回参加した第7回大会は「在宅医療の未来を語ろう。」と題し、2050年問題を見据えた未来の在宅医療の在り方、地域の在り方、人々の暮らしの在り方が大きくクローズアップされました。
2050年には高齢化率が40%を超え、現行の社会システムの維持は困難になると言われています。
医療もその一つで、特に地方における医療をどのように存続させてゆくかは、まさに喫緊の課題といえます。

地方にもまんべんなく在宅医療を
当院が位置する前橋市のような地方中核都市では、在宅医療を提供する病院やクリニック、訪問看護ステーションなどが多く存在し、在宅医療、そして地域医療を提供する体制が整っています。
しかし、多くの地方自治体では、在宅医療を行うクリニックがない、訪問看護ステーションがない、といった状況は珍しいことではありません。
今後多くの自治体が消滅すると言われる未来の日本において、限られた医療資源を集約し、節約し、効率よく、まんべんなく提供出来る体制を構築するのは、決して簡単なことではありません。
それでも、避けられない社会の変化に対応出来る新たな医療システムを構築することは、行政と我々医療者、そして何より当事者である地域の人々が、力を併せて取り組んでいかなくてはいけない課題です。
今回の大会では、未来の在宅医療、未来の日本を見据えて我々医療者が取り組むべき諸問題について、活発な議論が行われました。
あい駒形クリニックからは3演題発表!

今回、あい駒形クリニックからは3演題、医療法人あい友会全体では11演題の発表がありました(最多記録更新です!)。
私は「あい駒形クリニックにおける耳鼻科往診の取り組み」と題し、2023年7月より行っている当院の耳鼻科往診について発表いたしました。
在宅医療の現場では、内科だけでなく様々な診療科へのニーズが存在しますが、専門診療科による訪問診療は未だ充足しているとは言えません。
中でも耳鼻科は在宅医療に取り組む医療機関が少ない分野だと思います。
設備的な制約がある中で往診し出来ることは限られていますが、耳鼻咽喉科領域、特に耳領域における在宅医療の潜在的ニーズがあることを日々実感しています。
これからも徐々に出来ることを増やしながら、さらなる潜在的ニーズの掘り起こしを行い、地域の皆様のお役に立てるよう努力してゆきたいと思います。
静かに時が流れる場所…薄明の平和公園 、そして美食に舌鼓
さて、私は今回初めて長崎を訪れました。
あいにく観光する時間はなく、雨もあって朝ランも1回しか出来ませんでしたが、平和公園や爆心地公園を訪れることが出来ました。
1時間程度の朝ランをするだけで、その街の雰囲気を十分に味わうことが出来るので、おすすめです。

また今回も夕食をコンビニで済ませずに、長崎駅近くにあった長崎ちゃんぽんの人気店を訪れてみました。
さすがは本場、チェーン店で食べるのとは味の深みが全然違って、本当に美味しいちゃんぽんに出会う事が出来ました。
餃子やおでんも最高で、最近控えていたビールにも思わず手が伸びてしまいました。
訪れた土地の美食に舌鼓を打つこともサボらないようにしようと心に誓った次第です。

今年参加した学会もこれで3回目になりました。
後半戦では、7月に日本緩和医療学会、8月に日本褥瘡学会が控えています。
参加・発表を通じて学んだことをスタッフへ共有し、日々の診療に活かしていけるよう、これからも努力してゆきたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!




