皆さん、こんにちは。
梅雨の時期はくせ毛が暴れがちですね、あい駒形クリニックの高橋秀行です。
在宅医療に従事する耳鼻科の先生と出会いました!
先日、本ブログでもご紹介したとおり、当クリニック独自の取り組みの一環として行っている耳鼻科往診について、「あい駒形クリニックにおける耳鼻科往診の取り組み」として、長崎で開催された日本在宅医療連合学会大会にて発表してまいりました。
参加者の中に耳鼻咽喉科の先生はいないのでは…と思っていたのですが、なんと私以外にも在宅医療に従事されている耳鼻科医の先生がいらっしゃり、私の発表に関心を持って声をかけてくださいました。
その先生が勤務されているクリニックでも、耳鼻科往診の導入を検討されているとのことで、東京からはるばる当クリニックまで見学にお越しくださったのです。

東京都江戸川区にあるわっしょいクリニックの船田先生です。
現在、わっしょいクリニックで訪問診療を担当されており、往診の現場における耳鼻科診療の実際に触れたいとのことで、今回のご訪問が実現しました。
当クリニックにおける耳鼻科診療の工夫
見学当日は、耳の処置や嚥下内視鏡検査(VE)に同行していただきました。
耳の処置では、耳鼻科の外来とは異なり、往診という制限のある環境の中で、限られた機材やスペースを使って安全に処置を行う工夫を体験していただきました。
たとえば、車椅子の患者さんの耳の高さに視線を合わせるために活用しているキャンプ用チェアなど、現場でしか分からない“ちょっとした工夫”も実際に体感していただけたかと思います。

また、嚥下障害の評価が必要な患者様への嚥下内視鏡検査にもご同行いただきました。
在宅環境での検査の準備や手順、ご家族への説明など、当院ならではの工夫や流れをご覧いただきました。
在宅での耳鼻科診療では、器具の準備や患者さんの体位調整など、病院ではあまり意識されないような細かな配慮が求められます。
船田先生からは、「限られた環境でも、患者さんが安心して診察を受けられる工夫に感銘を受けた」とのご感想をいただきました。
今回の見学を通じて、在宅環境における耳鼻科診療の“リアルな現場感”と、“訪問診療における専門性の融合”を深く体感していただけたのではないかと思います。

耳鼻科往診のこれから — 専門医療の可能性を広げて
当クリニックで耳鼻科往診を始めてから、早いもので2年が経ちました。
在宅医療の現場では、耳鼻咽喉科のみならず、さまざまな専門診療科へのニーズが存在しますが、十分に応えられているとは言い難い状況です。
今後も耳鼻咽喉科に限らず、多様な専門性を持った診療を提供できるよう、一層精進してまいります。
また、今回のようなご縁を大切にしながら、耳鼻科往診の取り組みを全国へと広げられるよう、積極的に情報発信を続けていきたいと思います。
船田先生、このたびはお忙しい中、ご見学いただき誠にありがとうございました!




