令和5年もあっという間に1ヶ月経ちました。
同時に、あい駒形クリニックは開院からちょうど1年半経過しました。
この間、私一人だったら超えられないようないくつもの山を乗り越えてきました。ひとえにスタッフの努力だけでなく、連携していただいている訪看、薬局、ケアマネ、施設、病院の方々、そしてあい太田クリニック、あい庄内クリニックのみなさんの協力があってこそだと思います。
そんな中、新たな山に直面しています。
私も専門医を取って指導医となれば、あい駒形クリニックも、あい太田クリニックと同じく、在宅医療専門医を取得できる研修施設になれます。
手始めに、あい太田クリニックの指導医である理事長の野末が、申請時に作成したポートフォリオを見てみたところ、あまりの内容の濃さに尻込みしました。
「これを自分で本当にまとめられるのか??」と言う私に対し、理事長から「だいぶ大変だから気合いを入れて挑戦を」と。
「でも本当に勉強になるから、とてもいい機会だよ」と励まされました。
確かに、在宅医療連合学会のホームページに掲載されている、諸先生方の様々な発表を拝見してみると、「地域医療の中で必要なことは何か」「介護施設に対しどう関わって協力を得ていくか」など、日々感じている課題が端的にまとめられていて、非常に勉強になります。
専門医の取得は、一筋縄ではいかなそうですが、在宅医としての自分の活動のまとめにもなると思うので、頑張ってやってみようと思います。
また、あい駒形クリニックには、様々な分野で活躍する医師が非常勤として来てくれていて、その先生方を通じて病院の実情をうかがい知ることができます。
介護施設の事情も全てではありませんが見えています。
そのため、その間に立っている私たちは、何をやらなければいけないかを具体的にイメージしやすい場所にいると感じています。
そのような強みを意識しながら、専門医の申請に必要な症例報告をまとめ、ポートフォリオにしたいと思います。
症例報告は10例なので、週2例ずつまとめれば5週間でできると目論んでいたのですが、日中はやはり取り組める時間がなく、クリニックにひとり残って夜な夜な作業しています。
(追記:業務の都合により、専門医試験は来年受けることとなりました)
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